夏フェス

夏フェスの季節がやってまいりました。
ii9bowです。
海外ではウッドストックグラストンベリー、レディングなどが有名ですが、
今や日本でも定着した音楽の大型屋外フェスティバル。
日本での夏フェスの先駆けとなったフジロックフェスティバル
今年で16回目だそうです。


今では広大な会場に国内外200組以上の
ミュージシャンが揃う日本最大規模のイベント。
新潟県苗場スキー場で3日間行なわれ、
主に6つのステージで多くのミュージシャンのライブを楽しめます。
会場内には飲食店に来場者用のテント設営区画。
夜にはカジノやバーがオープン。3日間だけ苗場スキー場は別世界。

今では苗場で定着したフジロックも97年第1回目は
台風直撃という状態での開催。
今思えば、あんな状態でよく開催したなあと思います。
今回は僕も体験した第1回目のフジロックのお話です。


当時僕はまだ十代でした。
たしかコンビニで立ち読みしていた雑誌で、
開催の告知を知ったと思います。
その参加アーティストのラインナップを見て衝撃を受けた記憶があります。
当時、好んで聞いていたアーティストがずらり。
“ど”ストライクです。
興奮しながら友人らに連絡して、速攻でチケット購入。

今では新潟県苗場スキー場で定着しましたが、
第1回目は山梨県の富士天神山スキー場で行われました。


当時、運転免許取りたて。確か数日前に取れたばかりだったと思います。
車を借り初心者マークを付けて、いきなり山梨まで
約2〜3時間の長距離ドライブです。
とてもワクワクしながら行った記憶があります。
さぞかし友人らは不安だったと思いますが。
渋滞を予測し、前日の夜中に出発したと思います。
肝心な天候は、台風直撃の予報。
出発時すでに雨が降っていたと思います。
コンビニで雨ガッパ購入。
半袖・短パン・雨ガッパという山をなめた軽装です。
あとで痛い目にあうとも知らずに。

現地へ近づきスキー場まで続く道路には車の列と山へ向って歩く人たち。
ヒッチハイクしてくる人もいましたが、免許取り立ての僕には
赤の他人を乗せる余裕はなく豪快にスルーです。
夜が明けるにつれ、車の渋滞と路上駐車が目立ち始めました。
道路端っこにテントを張っている人たちもいました。
スタッフが慌てた様子で、
「アーティストを乗せたバスがはいってこられないよ」と、
車をどけるようにと走り回っていたのを見た記憶があります。


さて、主な参加アーティストはご覧のとおり、鼻血がでそうな顔ぶれでした。
海外勢のオルタナ系ロックが中心です。


【1日目】
エイフェックス・ツイン
フーファイターズ
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
アタリ・ティーンエイジ・ライオット
ボアダムス
レッド・ホット・チリペッパーズ
その他

【2日目】
マッシヴ・アタック
ベック
プロディジー
少年ナイフ
グリーンデイ
ウィーザー
マッドカプセルマーケット
その他


確か雨は降りっぱなしで、夜に近づくにつれて
激しくなっていた記憶があります。
コンディションは最悪。音も山に反響しているのか、
いる位置によっては聞きづらかったです。
最初はステージ後方の木の下で、
雨風をしのぎながら見ていたと思います。
真夏とは思えない寒さで、震えながら見ていたのを思い出します。


そもそも富士山のふもとなのであたりまえですが。
当時はまだブロックの区分けがなかったと思います。
ステージ前方はぎゅうぎゅうの詰め込み状態。
さらに、傾斜になっている部分もあり、
人が将棋倒しになりそうな時が何度もありました。
危なくなったら演奏を途中で何度も止めて、
さがれ、さがれとスタッフが言っていた記憶があります。
おまけにステージ前は人から出る湯気で視界が悪く、霧がかかったようで
後方からはとても見えずらかったです。
僕らは目当てのアーティストを見るために、体力を温存してました。


夕方、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの登場。

ステージの前へ突入。
前方はすごいことになっていました。
泥んこ泥まみれ。服やらペットボトルやらゴミだらけ。
そもそもステージが見えね〜。
1時間くらいもみくしゃにされながら楽しむ。
雨に打たれ続け、ここで体力のほとんどを消耗。



最後のレッチリに備え、再び後方へ戻る。
やむ気配のない雨。
友人の一人が寒みー寒みーとぶるぶると震え始め唇真っ青。
いま思えば低体温症の一歩手前だったんじゃないかと思います。
友人だけでなく、僕も含めみんなやばいなという感じになってきました。
無理もありません。あんな寒い中、
半袖、短パン、コンビニのぺらぺらの雨ガッパで
朝から夕方まで雨に打たれ続けてましたから。

とりのレッチリを見ないで撤収することにしました。
みんな一番見たかったようだけど。

車へ向う途中、山に響いて聞こえてくるアンソニーの声。
とても悲しかったです。
救急車も何台か来ていた記憶があります。

車に戻り暖房を付け、仮眠をとり二日目に備え出直すことにしました。
翌日風呂に入り、睡眠をとり、昼ごろに集まり、
また懲りずに天神山スキー場へ向いました。
二日目はマッシブアタックやベックにプロディジー
出演アーティストの音楽をかけながら、うはうは気分で出発です。
二日目は晴れていたと思います。
道路もすいていて快調、快適なドライビング。
道中、吉野屋で腹ごしらえをした記憶があります。
睡眠もとり体力も回復。おなかも一杯。
みな絶好調。
天神山へ続く山道もやけにすいていました。

現地到着。

人がいません。


スタッフ 「二日目中止です。」


僕たち 「・・・・・・・・・。」





帰り、富士急ハイランドにより「フジヤマ」に乗りました。


色々と問題ありまくりの第1回目の開催だったようですが、
そんな悲しくも楽しい思い出ででした。


おわり。


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