みなさん、こんにちは。4CGです。
さて、毎回ながら突然ですが、私は子供のときから「NO MUSIC NO LIFE」的な生活を送ってきました。
実際、テレビはほとんど観ません。音楽のみです。
地デジに移行してからも、地デジ対応のアンテナを用意せず、昨年やっと地デジ対応したくらいです。
そんな私も家では最近めっきり音楽を聴かなくなりました。
自分なりの非常事態が続いていたのです。
そんな折、今年の1月に新事務所に移転したところ、ご近所にこんなお店を見つけました。
外からの写真
早速、来店すると、渋いマスターがアナログな機材で70年代のソウルやロック、そしてブルースをかけています。
店内の写真。ソウルと言えば、やっぱりJB!
もちろん、アナログ(レコード)がメインです。
実は、私自身ある信条に基づいて音楽を聴いていました。
それは、 “昔の音楽は聴かない”
今の音楽しか聴かない。
そして、「今の音楽は・・・・・」などと批判をしないこと。
なぜなら、“音楽は思い出のインデックス”だから、、、、
例えば、高校生の時に聞いていた音楽がふとラジオから流れると、何とも言えないなつかしい気持ちになります。
音楽が昔の思い出を引っ張り出すのです。
とにかく、昔を思い出して、昔の余韻に浸るのがイヤなのです。
まだ、洋楽ならいいのですが、サザンなどが流れてくるとすぐにスイッチを切ります。
友達と海に浮かびながら波待ちしていたり、パシフィックホテルでボウリングをしていた情景が一瞬で浮かんでくるのです。
長嶋監督が片手でバットを握る姿を見るだけで泣けてくるほど涙もろくなっているのに、10代の夏を思い出したら、涙だけでなく鼻水まで流しながら泣いてしまいます。
そんな自分がイヤで昔の音楽を聴きません。
ところが、例のお店に行くと昔の音楽オンリーです。
そのうえレコードですから、懐かしさもハンパじゃありません。
ところが、最近、年を重ねたからこそ気づくことも多くあることがわかってきました。
例えば、中学生の時に聴いていたツェッペリン。あらためて、ジミー・ペイジのギターいいです。昔はテクニックがどうだこうだと言っていただけですが、音が本当にいいです。そして、クラプトン、昔はちょっと大げさな揺らしが気になっていたのですが、今聴けば実に味わい深いブルース魂を感じるのです。
中学生の時に夏目漱石を読んで、何がわかっていたのか。
今、漱石を読んでこそ、わかることが多いのではないのか。
まさに、私のような凡人は、年をとってから本物の良さがわかるのではないのか。
そう思うと、とたんに昔の音楽が聴きたくなってくるのです。
しかも、しばらくご無沙汰していたロックを!
ということで、YouTubeで最近のロックバンドを探していると、こんなバンドを見つけました。
ギター、ベース、ドラムの3人で構成した、極めてシンプルなバンドです。
最近の私のお気に入りです。
WINERY DOGS
追伸
今さらながらですが、聖子ちゃん、歌うまいですね!