Don’t you think so BABY?

yokohama-kukan2008-12-02

将来の夢は「ウィキペディア」に載ることです。
いつまでも夢見がちな男・YKGです。

先日、約1年ぶりにライブハウスへ行って参りました。
横浜BLITZ」や「渋谷AX」のような、いわゆるデカバコではなく
スタンディングで200人も入ればギュウギュウになるようなハコです。


現役時代(スポルツメンみたいでカッコよくない?)に特に親交の深かった友人の
新しく作ったバンドが、約2ヵ月間の全国ツアーのファイナルをやるという事で、
遊びに行ってきたわけです。
まぁまぁまぁ、なんだかとても感慨深い気持ちになりました。
やっぱり毎日のように入り浸っていたライブハウスも一線を退くと完全にアウェイです。
貼ってあるポスターなんかも知らないバンドばかりです。
これまた現役時代(スポルツメンみたいでカッコよくない?)に特に親交の深かった別の友人と
2人で見に行ったわけですが「もうココには戻れないよねぇ・・・」なんて話になりました。


でも、年齢をとったのが理由ではありません。


空気が悪すぎるんです。
エントランスはドアが開いているにもかかわらず、真っ白ですから。
その奥の会場なんて暗くて見えないのをいいことに、まさに火事場なわけです。
(屁のツッパリはいらんですよ。)
一日、しかも2時間程度その場にいただけで完全に喉をやられました。
つまり出演者はそんな中、大きな口あけて歌ったりするわけです。
だから早死にするんだと思います。


でもね、きっとあの会場でそんな事を考えていたのは我々二人くらいなもんですよ。


出演者は皆、自分たちの伝えたい事を思い思いのスタイルで表現してました。
すごいですよね、売れる売れないは別として「自分たちの主張」を曲にして「それに共感する」人間がいる。
立派なアーティストなわけですよ。


最近はバックの演奏なんて全てコンピューターでつくれてしまうわけで
ギターやドラムなんて出来なくても、もっと言ってしまえばヒドく音痴であったとしても
簡単に修正出来てしまいます。
たぶん“ミュージシャン”なのに楽器全くできない人もいると思います。


でもそれが「イマドキ」であり、それが「カッコイイ」。
現代音楽は“バンド”にとってはなかなか世知辛い時代なのですが
やっぱりヘタクソでも生演奏がイイと感じてしまう私は、時代遅れな男なのかもしれません。


それとは反対に熱血的な「ストレートな表現の仕方」が主流である今
「好き」という気持ちを表現する際に「好き」という言葉を使う歌手が好まれます。
そーゆーのが「共感」できるらしいです。

今、ヒットチャートを賑わしている歌手たちを思い浮かべてみてください。
…ほらね?



でも、好きな人に「好き」って言葉を使って伝えるのは
誰にでもできる事な気がします。言ってみればド素人の表現です。



アーティストって「好き」って言葉を一切使わずに
その気持ちを表現できる人なんじゃないかと私は思うわけです。


リスナーに、黒いモノを「黒」という言葉を使わずに想像させられる人が
真のアーティストだと思う私は、やっぱり時代遅れな男なのかもしれません。

でも結局、音楽って退屈しのぎの道楽ですから。

アナタは、大切な人が作ってくれた料理の感想をどう表現しますか?




-本日のBGM-
the band apart ♪ SOMETIMES


-横浜空間HP-
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