どストライク物件

【 -第59回- 2014年1月20日号】


毎日、毎日、物件を見ている私たちでも、「オーこれはイイ」と心底思える物件に出会う事があります。
建物の佇まい、周囲の環境、お部屋の構成、値段など、ほぼすべてが納得できるような物件が現れるのです。

そんな時は、一刻も早く、この物件を皆様にご紹介したいという気持ちで焦ります。

どのようにご紹介すれば、この物件がいかに優れているということがわかってもらえるのだろうか、悩んだりもします。

今、物件を探している自分のお客様にも早く内見してもらいたくて、急いで連絡します。
こうしている間にも、物件が他で決まってしまわないか、心配でしょうがありません。

そして、実際にお客様に内見してもらえる時は、意気揚々というか、「オレの自慢の息子を見てくれ」くらいの気持ちでご案内します。

ところが、内見時のお客様の反応がイマイチ、もしくは、無反応な時が多々あります。

もちろん、自慢の息子を褒めてくれないわけですから、残念です。
そして、冷静になってくると、「何で、この物件の良さがわかってくれないのだ」という出来の悪い息子を一人べた褒めしている親父のような状態に陥ります。
周りが見えていません。

まさしく、独りよがり状態です。
分っていながら、いつも不思議に思うのですが、価値観、嗜好などは人それぞれ、本当に違います。
自分がいいと思っても、他の人には響かないことだらけです。

当たり前ですが、自分の好みではなく、お客様の好みの物件をご紹介することが重要です。
また、お客様の事をもっと知ろう、理解しようという気持ちは、お客様に伝わります。

自分のどストライク物件であっても、お客様にとってはボールかもしれません。
お客様は高めが好きか、低めが好きか、直球勝負か変化球勝負か。
お客様にとってのどストライクな物件をご紹介して、お客様にホームランを打ってもらうことが、私たちの重要な仕事なのです。

また、お客様からも、ご自分の好みのゾーンを担当者にどんどん言ってください。
そのようなお互いのコミュニケーションが物件探しでは必要なのです。

私たちはお客様にどストライクな物件をご紹介して、ホームランを打ってもらいたくて、日々ブルペンで投げ込んでいます。

準備万端です。

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