ドミトリーからラグジュアリーホテル

【 -第25回- 2012年9月18日号】


先週、横浜空間スタッフみんなでベトナム・ホーチミンに行って来ました。
1泊3日、29,800円の旅です。
飛行機代、ホテル代、送迎込みで29,800円です。
しかし、さすがにスタッフ全員、追加で10,000円支払いホテルをアップグレードしました。

私は、別にホテルを予約しました。
「パークハイアットホテル・サイゴン」
もちろん、自腹です。
ホーチミンにもラグジュアリーホテルが数件ありますが、立地を考慮するとやはり、パークハイアットがベスト。

以前のコラムでも書きましたが、私は海外旅行でのホテル選びは贅沢します。

貴重品を抱いて寝ないと盗難にあいそうなドミトリーから始まり、いろいろなホテルに宿泊してきましたが、正直、半端な値段のホテルに宿泊するなら、ドミトリーでワイワイと緊張感をもって宿泊したほうが楽しいと思っています。

学生や20代での旅行なら、お金がなくて当たり前です。
各国からの同世代の人達と触れ合う機会が多い、ドミトリー形式のホテルでの宿泊は、ある時期にしか楽しめない醍醐味が味わえます。

危険なのが、日本に置き換えるとビジネスホテルからヒルトン、シェラトンホテルあたりの金額帯のホテルに宿泊する時です。

安ければサービスも何も期待しません。

ところが、この金額帯のホテルは、値段が安くもないのに施設もサービスも納得できないことが多々あります。

アジア圏の国に旅行してエントランスに金の置物があったり、中華街で見かけるような「福」の字が逆さまに掛かっているものを見つけたら。ほぼ終了です。
今まで華僑が経営しているだろう、この手のホテルに気分よく宿泊したことはありません。

怖いのは、日本の旅行ガイド本でおすすめしているホテルにこの手のホテルが多いことです。

安価な飲食店での料理やサービスについて、どうこうの言うのはヤボです。
そこそこの値段をとるのに、体裁だけで、料理や従業員の態度が悪いお店に入った時の残念感に近い感覚がこの金額帯のホテルには潜んでいることが多いのです。

もちろん、ラグジュアリーホテルでも当たりハズレはあります。
特に怖いのが、値段がラグジュアリーホテル並みのデザイナーズホテル。

ニューヨークから始まって、今では主要な都市にはだいたいあります。
中堅の金額帯のデザイナーズホテルはまず、期待できません。

ラグジュアリーホテル並みの金額帯のデザイナーズホテルではホテル従業員の客への見極めを感じます。
ダッサイ客は無視感のオーラさえ漂う場合がありますので、身なりや立ち振る舞いに自身がない人は絶対避けるべきです。
もし、ウエストポーチを腰に付けてチェックインしようとしたら、たたき出される雰囲気すら感じてしまいます、笑。

その点、パークハイアット、フォーシーズンズ、リッツカールトンなどの国際的5ツ星ホテルは安定感があります。
どこのホテルに宿泊しても施設やサービスの善し悪しにムラが少ないです。

また、私はラグジュアリーホテルに宿泊した場合、ホテルの施設、サービスをトコトン利用するようにいつも心がけています。
例えば、街やお店の情報、レストランの予約、チケットの取得など、ちょっと無理かなと思う事もコンシュルジュにお願いします。
ちょっとした世間話も滞在中はコンシュルジュ、レストランのスタッフなどと交わしてコミュニケーションを取ります。
本当の5ツ星ホテルのスタッフは礼儀正しく、かつフレンドリーです。

以前、バトラー(執事)が付くホテルに宿泊した時は、戸惑いました。
「何でもお申し付けください」
とは言われたものの、観光の手配を取ってもらう程度の頼み事で十分です。
「いかがでしょうか」
と言われても、こっちが気兼ねしてしまいます。
銀のスプーンをくわえて生まれてこないとバトラーはキツイです。

ホテルネタだとついついノッてしまいます。今回はここまで。



追記・・・・・
現在、2020年4月16日。新型コロナウイルスによる非常事態宣言が出されています。
多くの人たちが自宅待機していますし、当社も事務所を閉鎖しています。
以前のように海外旅行に行ける日がいつ来るのでしょうか?

東南アジアに旅行した際、飛行機のボーディングブリッジを降りた瞬間に感じる、むぁっとした熱気がたまらなく懐かしいです。
そんなことを想いながら、昔のコラムを読み直していました。

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