脅迫ビジネス

【 -第81回- 2015年4月27日号】


前回のコラムで書いたように、20歳の時、地元のセントラルスポーツクラブに入会して以来30年間ほぼ途切れる事なく、さまざまなスポーツクラブに入会してきました。
そして、今は会員制のスポーツクラブではなく、事務所近くの1回の利用料300円の区民スポーツセンターに通っています。

最後に会員だったヨガスタジオの解約手続きを行った時のことです。
まずは、事前に電話で解約する際の手続きの確認を行いました。
30年間、数えきれない入退会を繰り返していますから、もう慣れたもんです。
そして、解約の手続きにヨガスタジオを訪れると、きれいなお姉さん2名が出迎えてくれました。

解約書類に署名捺印する前に解約理由の質問です。
もちろん、今後のサービスの向上に努めるため。だそうです。

「自分の都合で解約します」

「サービスやレッスン内容での不満などはありませんでした」
そんな感じで答えました。

本当の事です。
自分がレッスンに行かないから、退会するのです。

その後、1人のお姉さんが「最近、良く眠れますか?」「季節の変わり目は自律神経の変調が起こりやすいですよ」
「全く、問題ありません」「どこでも、いつでも、すぐに寝れます」

これも、本当です。
寝付きの良さは私の最も自慢できることです。

次にもう1人のお姉さんが、「ストレスは溜まっていませんか?」「現代社会はストレスだらけですよ」

「ストレスを感じるという感覚があまりありませんね」
「ストレスを感じるより、周りの人々にストレスを感じさせる方ですから」

これも、本当です。
鈍感というか、あまりストレスを意識することがありません。
だから、寝付きもいいのかもしれません。

2人のお姉さんは、「そんなことはない」「世の中ストレスを感じさせる事だらけです」
「そのような緊張している心と体をヨガは整えてくれますよ」
・・・・。

私のようなヨガの超ビギナーでも、レッスンの後の体の調子の良さやいわゆる「心の落ち着き感」がわからなくもありません。
でも、お姉さんたちの質問というか、説得は現在社会の環境を考えれば、心も体も不調なはず、だからヨガを行えば、救われる。という論法のようです。

これって、脅かしじゃないですか。

「この物件の購入を今、決めないと売れてしまいますよ」
「こんな物件は二度とでません」
タチの悪い不動産業者のセールストークと同じです。

私は、相手に不安や恐怖心をあたえて成果を得る商法を勝手に脅迫ビジネスと名付けています。
世の中、この手の脅迫ビジネスが溢れています。
本当に、脅迫だらけです。

健康関係に関して言えば、マトモに全部信じていたら、明日にでも病気になってしまいそうです。

何事も決断するには、リスクや機会損失などの情報は必要です。
でも、情報提供の域を超えた脅迫したような商法はよろしくありません。

脅迫ビジネス撲滅運動をしたいくらいです(笑)



追記・・・・・
その後、ゴールドジムに入会、退会。
現在、ティプネスに入会しています。
運動をするためでなく、スポーツクラブに入会するのが趣味です。
入会すると、運動した気になります。

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