クラブ・リポート

【 -第138回- 2017年4月10日号】



今回のコラムは、不定期にお届けしているクラブ(飲み屋のほう)リポートです。
そして、クラブ活動を通して、友人Sから学ぼうって話です。

Sは筋金入りのクラバーです。
お酒が飲める年齢以前から、キャバレー、スナック、キャバクラ、クラブ等々の女性が接客するお店にどっぷり浸かった日々を過ごしてきました。
Sは自営業者になり、ある程度お金が自由に使えるようになってからは、コンスタントに毎月100万円くらいをクラブ活動費に充てています。

本人いわく「お酒はあまり好きではない」
という事は、「女が好きだ!」ってことです。
正確には「女も好きだけど、口説くのが好きだ!」となります。

クラバー歴30年にもなると、ホステスさんとの会話も哲学的になってきます。
「ダマすなら、最後までダマしてよ!」
「気持ちよく、ダマしてよ!」
真顔で話しています(笑)

で、最近、彼はイチローだなと思いはじめました。

イチローは打率を気にしない。
気にするのは、ヒット数だけだそうです。
打率は浮き沈みするが、ヒット数は積み重ねだと。
まずは、打席に立って、バットを振らないと、ヒットを打てない。
Sは、常に打席に立って、ブンブンと振り回しているわけです。
端から見ると、打率は相当悪いですよ。
でも、打率は関係ない。
大切なのはヒット数。
そして、たまにホームランを打ったりするわけです。
それで、成功体験が積み重ねられて、また打席に向かうのです。

私などは、スタンドからヤジってる観客みたいなもんです。
打席に立ったとしても、試合慣れしてないから、球は早く見えるは、振ったところで、腰が引けてかすりもしません。

「打率よりヒット数」って話は、女性を口説くだけでなく、人生の生き方に通じるかなと思ってしまうのです。

特に仕事では、大切かなと。

高打率を残すことばかりを考えたり、打席にすら立たないのは、結局「恥ずかしさ」からくるのかなと。
Sを見ていると、人からどう見られているとか恥ずかしさとかも感じません。
打率を考えずに、まずはヒットを打つことに集中する。
恥ずかしさをすて、打席に立つ。

歳を重ねる毎に、多くのイヤな事や失敗が積み重ねられて、臆病になってきます。
今年、52歳になった私ですが、学びました。
「打率は気にせず、打席に立ちます」
もちろん、仕事での打席の話です。
よろしくお願いします。




追記・・・・・
このご時世、クラブ界のイチローSも、自宅に籠っているそうです。
ベテラン選手にとっては、一年一年が勝負となります。
「試合勘が鈍らないか心配」と現役続行宣言の報告がありました。

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