褒めて育てる

【 -第119回- 2016年7月11日号】




お取引いただいたお客様から、無事に決済を終え、御礼のメールをいただきました。
そのメールで、「〈4CGのつぶやき以上コラム未満〉を毎回大変たのしく拝見しております」
とお褒めの言葉をいただきました。

文字数にしたら33文字ですけど、
私にとっては、「たかが33文字、されど33文字」!
とにかく、めちゃくちゃうれしく、急にやりがいがでてきました。
やはり、人は褒められないとだめですね。
叱って、怒って育てるって、難しいですよね。
そんなことしても、恨みツラミが生まれるだけのような気がします。

野球漫画のようなプロ野球選手、日本ハム ファイターズの大谷翔平選手、投手としても打者としても素晴らしい成績だと思うのですが、大谷選手に対してのファイターズの栗山監督のコメントはいつも厳しい。
勝手な想像ですが、大谷選手にはより高いところを目指してほしいために、厳しく接しているのかもしれませんが、どこか遠くを見るような目線で、その厳しい言葉がポエム的であったりして、これも想像ですが、大谷選手は「おっさん、自分に酔っているな」くらいに思っていますよ。きっと。
常に厳しく接して、人を育てることは難しいのだと思うのです。

育てると言えば、建売住宅販売をメインにしている知り合いの不動産会社が「頭のよい子が育つ家」住宅を提案し、販売しています。
有名私立中学に合格した子供の家を調査した結果を反映した間取りの住宅です。

「頭のよい子」とは学校の勉強だけができるのではなく、「考える力とコミュニケーション能力に優れた子」と定義していたと思います。

「頭のよい子」は一人個室で勉強するのではなく、キッチン、リビングなど家族が料理をし、テレビを見ている場所で勉強する。

一見すると気が散るように思われる環境での勉強が、逆に集中力を養い、コミュニケーション力をつけるという説明でした。

おそらく、昭和40年代は、自分の部屋がある子供は少なかったと思います。
50年代になって、子供部屋を作る間取りが主流になってきた。
昔の成績のいい子は、自分の部屋がある家に住み、自分の部屋で勉強するような子供だったのでは、ないのでしょうか?

それが、今では逆。
自分の部屋にこもっている子供は一人でゲームをして、勉強をしないし、家族とのコミュニケーションも不足するのでしょう。

常々思っているのですが、子供部屋は中学、高校の6年間しか必要がないかもしれない。
その6年間のために、「一人一部屋」のために、貴重な住宅スペースを割く訳です。
多くの住宅は、昔、子供部屋だった部屋が物置になっています。
物置があるから、物を捨てずに、いらないものがたまる。
という悪循環になってしまう。

家の間取りを考える時、「子供部屋=仮の部屋」くらいに考えれば、もっと有効な間取りプランができますよね。

でもね。

思春期の子供にしてみたら、自分の部屋がないっていうのも大変です。
家に寄り付かなくなる可能性もあります。

何事も「程度」が必要だと思います。
そして、褒めてあげる事が、「頭のよい子が育つ」ためには必要ですよね。




追記・・・・・
時代は変わって、コロナ禍において、リモートワークでお仕事する機会が増えました。
そうすると、働くお父さん、お母さん用に個室があった方がいいです。
仕事も勉強もYouTubeの編集もできるような小さな個室がある間取りを提案しています。
時代によって求められる間取りも変わります。

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