衣替え

【 -第53回- 2013年10月21日号】




先週から急に秋めいた天候になってきました。
シーズン毎の衣替えのタイミングがわかりにくくなっています。
10月は、その日の天候によって、春夏用の洋服を着るのか、秋冬用を着るのか。迷ってしまう日が多いですよね。

私はある日を境に、クローゼットの中の服を全部衣替えします。
衣替え後に暑い日や寒い日があろうとも我慢します。
私は寒がりなので、夏から秋へ移る中で、多少暑い日があろうとも問題ありません。逆に冬から春に移る時は、スプリングコートを着たり、薄手のセーターを着たりと寒さ対策が必要となります。

昨日、春夏ものから秋冬ものへの衣替えを行いました。
まず、部屋の中のクローゼットから一度、すべての洋服を取り出します。
そして、着用した服はクリーニング店へ持ち込みます。今年、一度も着なかった服は、誰かに引き取ってもらうか、捨てるようにしています。

そこで悩むのはある程度の値段がするスーツ類です。
男性のスーツも2〜3年毎に微妙にスタイルが変わります。
その微妙さが、なんとなく全体のイメージにつながるから、あなどれないのです。

着ないだろうけど、捨てるのももったいない。
結局、そうやってクローゼットの肥やしとなっていきます。

また、春夏物に比べて秋冬物の洋服の方が多いですよね。
スーツの他にジャケット、パンツ、コート、ニット、マフラーなど、アイテム数が多いのです。

以前、大正生まれの元洋服テイラーだったお客様とお話した時に、大正から昭和の初期のお洒落な男性は春・夏・秋・冬と季節毎のスーツを着ていたと聞きました。
2シーズンでも収納に困るのに、シーズン毎に衣替えしたら大変な事になります。

衣替えには、いつも半日くらい時間を費やします。
なんだかんだで、楽しんで衣替えをしています。
季節の移り変わりが実感できるし、新たにどんな服を購入しようか考えながら作業をしています。

ところで、季節感がない国に住んでいる人達は、衣替えはないのでしょうか?
タイの人々が衣替えをしているとは想像できません。
極端に言えば、Tシャツと短パンで1年中過ごせるわけですから、楽でしょうが、お洒落な人達には、物足りないかもしれません。
一度、衣替えの必要がない国の人達のクローゼットの中を覗いてみたいです。

日本人は他の国の人々に比べて、物が多いそうです。
IKEAが日本市場に進出する際の調査で、担当者がものの多さに驚いたらしいです。
四季がはっきりしている国に住んでいるのですから、それも納得できます。




追記・・・・・
今、アジアのオシャレ男子は、仕事用ではなく趣味的な感覚でクラッシックにドレスアップした装いを楽しんでいるそうです。
シンガポール、タイなどの東南アジアでもドレスアップしたオシャレ男子をSNSでみかけます。
衣替えの必要はないのでしょうが、ものは増えますよね。

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