不動産平家物語

【 -第76回- 2014年11月4日号】





先週、弊社主催の不動産セミナーを開催しました。
テーマは“不動産の仕組みをわかって、賢く不動産を買う”。
お陰様で、すぐに定員いっぱいとなり、盛況?のうち終わる事ができました。
ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。
そして残念ながら今回ご出席いただけなかった方やご興味のある方は、来月も開催予定です。ぜひご出席ください。

そんなセミナーでしたが、セミナーの終盤、ほぼ雑談のような話をしている時、昭和の時代と違って、平成の不動産業界は浮き沈みが激しいという話題になりました。

そこで、私が典型的な倒産への道を進む、不動産業者のいくつかの特徴を話し始めました。

その一つが社長がブログを書いているなら、そのブログの内容の経過からわかるというものです。

まず、起業当初は顧客満足押しのオンパレードです。
「すべてはお客様のために」「お客様の笑顔が最大の報酬です」などの言葉で日々のブログを綴っていきます。

そして、ある時期から、「そんなに頑張っている自分へのご褒美」話になります。
「どこどこの一流店で食事をした」「こんなブランド品を買った」などと成功している自分に酔っている内容が多くなってきます。

次が、最終段階です。
スポーツ選手や、芸能人などの有名人と遊んだ。食事をした。
「○○さんからエネルギーをもらいました」みたいな話がでてきたら、ほぼ決定的です。

「祇園精舎の鐘の声・・・盛者必衰のことわりをあらわす・・・」
これを私は勝手に「不動産平家物語」と呼んでいます。

まあ、自慢げにこの「不動産平家物語」を琵琶法師4CGが語ったところ、出席者の一人から、「不動産業者が倒産したら、どのような問題がありますか」と質問がありました。

「売主業者が倒産した場合、契約途中や保証期間内での倒産の場合支障がでる可能性があります」
「仲介業者が倒産した場合・・・・。特に支障はありません」

そうなんです。
お客様にとって、売主業者が倒産したら、問題が発生する場合がありますが、仲介業者が倒産しても、契約後からお引渡しまでの間にでも倒産しないかぎり、問題はなさそうなんです。

この「不動産平家物語」は私の興味本位で語っていただけだと、お客様からの何気のない質問で気づかされました。

まったく情けないです。 つくづく、「人のことは目につきますが、自分のことはわかっていない」と反省猿になっています。




追記・・・・・
現在は、発信方法がブログからインスタグラムなどSNSに変わりました。
〝ブランド品に囲まれた生活→そんな成功者に憧れる〟
この憧れ方程式が、私はまったく理解できません。
ブランド品=成功者と思うところから、間違っています。
ブランド品を持つことが悪いとは、思いません。
それを見せびらかせることがカッコ悪いのです。
贅沢ではなく、上質を知る。
私にとってのカッコいい生き方です。

今は不動産セミナーを行っていませんが、あらためて当社ならではの切り口をテーマとしたセミナーを行ってみたいです。


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