【 -第150回- 2017年10月2日号】
このコラムで何度も取り上げましたが、私は食事に気を使ったり、エクササイズをしたりと体形維持のため、自分なりに努力をしているつもりです。
「何のためか」
「どこに向かっているのか」
一言で言うと、「白シャツを着こなすため」
特別高級ではない1枚5千円くらいの白シャツを雰囲気よく着こなす。
これを目標として、日々努力しています。
白シャツを着こなすって簡単なようで、とても難しいと言うか、ハードルが高いと言うか。
大変な事です。
胸板は厚く。
肩はガッチリ。
背筋は伸ばして。
少なくともこんなところは必要となります。
昭和の時代、女子に好きな男子のタイプは?って聞くと、
「Tシャツとジーパンが似合う人」
って、言う女子がいました。
横っ面張り倒してやりたくなったものです。
Tシャツとジーパンが似合うって、背が高くて、筋肉質で、足が長くて、顔が小さくて、イケメンって事です。
ぶん殴られても文句は言えませんよね。
よくもまあ、軽々しく言ったものです。
話は脱線しますが、本当に今は日本国民が皆、謙虚になったと思います。
80年代は皆、ナメタ事を言っていましたし、言わなきゃバカにされていたような時代でした。
やれ3高だ、外車でデートだ、プレゼントは最低ティファニーだと。
こんな事もありました。
金融機関に就職した友人との食事に友人が会社の同僚の女子を連れてきたのです。
その女子が、「お父さんが上場会社の役員」だの「普段は高級なお店でしか食事しないの」とか、まあ、かっ飛ばした自慢話しかしないのです。
最初から「なんだ、この自慢ばかりするブスは」と思っていたのですが、仕舞いには、「私ってよくハーフに間違えられるの」ときました。
とっさに「ハーフ?いったい人間と何のハーフ?」と言ってしまいました。
ハーフ女子、顔真っ赤にして帰りましたよ。
今、思い出しても、ひどい事を言ったなと思うのですが、あのハーフ女子は、今でもイケイケですかね。
で、白シャツの話ですが、やはり、紺やグレーの無地のスーツに白シャツのスタイルが一番カッコいいのではないかと、最近思っているのです。
もちろん、白シャツは自分でバリッと、アイロンをかけます。
シンプルな装いを着こなすには、それなりに気をつけないといけません。
お腹が出て、猫背では、よろしくないのです。
追記・・・・・
男は黙って白いシャツ。
これ基本ですね。
それにしても、ひどい言葉を言ったことがありました。
一度言った言葉は、決して取り消せません。
言葉は暴力と同じ力があります。 反省猿です。