趣味の押しつけ

【 -第161回- 2018年3月5日号】




最近、iPhoneのプレイリストを整理しています。
主にジムでのトレーニング用に選別しています。

ゆったりとしたウオームアップからテンポをあげた曲、そしてクールダウンに向かうように約1時間のプレイリストを作っています。
基本的にR&B、HIP HOP、ファンク、EDMで構成しています。

80年代からイマ流行っている曲までランダムに入れています。
すでに入っている曲から選別したり、新たな曲を購入して、あれやこれやと考えながら楽しんで作業しています。

ふと、高校・大学生時代、自分好みの曲をカセットテープに録音していたことを思い出しました。
ドライブ集、テンポあげ上げ集、雰囲気作りのバラード集、好きなアーティストのマイベスト集、そして知人のディスコ店長からもらうDJミックスなどでした。

40歳以上の方々にはわかってもらえる楽しみだと思います。

私、凝り性なので曲と曲の間をいかに繋いでいくか、いろいろと工夫しました。まあ、DJ的作業なのですが、波の音をかぶせたり、アメリカのFM局っぽくしてみたりと、勉強もせず、地元のレンタルレコード店に入り浸りの日々を過ごしていました。(若者よ、レンタルレコード店って知っていますか?)

もちろん、インデックスはタイプライター、背表紙の題名はダイモテープライターを貼って仕上げていました。昭和すぎますけど(笑)

そして、たまに、渾身の1本ができるんですね。

すると配るんです。友達に。

まあ、たいした反応はないのですが、たまにお褒めの言葉をいただくと木に登ってしまうわけです。

そこで本題に入りますが、今思うと、「相当押し付けていたな」と。

興味がないアーティストや曲を編集されたテープを貰っても、そりゃー聞きませんよね。
それ以前の問題として、音楽に興味がないような連中にも配っていたような気さえします。

趣味の押しつけってヤツです。

「これいいから使ってみて」
「これ美味しいから食べてみて」

興味がないものを興味のない人に奨める。

たとえ、興味があるものを奨められたとしても、究極的な話、モノ自体より奨める人次第って話です。

同じモノでも普通の一般人より有名人が奨める方が信頼性が高いよう思ってしまう。

テープ作りに一生懸命だった私は、自分の信頼性など考えず、「自分好みの押しつけ」をしていただけだったのですね。

モノの善し悪しって、誰に言われるかによっても違ってきます。 趣味の押しつけは避けたいところですが、いい趣味の人になりたいです。




追記・・・・・
「この人が奨めるから、間違いない」
今でいう、インフルエンサーです。いち職種になっています。
だから、いかにビジネス臭を消して、奨めるかが勝負となる。

評判やおススメを踏まえたうえで、自分で判断できる目を養いたいです。

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