お洒落

【 -第186回- 2019年2月24日号】





多くの人は「お洒落ですね」と言われれば、うれしいと思うんです。
しかしながら、「お洒落」は、ハードルが高い言葉ですね。
ハイブランドの洋服を身につければ、「お洒落」と思われるかと言えば、そんな事もないわけです。
髪、肌など身体のケア。そして知識量であったり自信感であったりする中身的なモノも「お洒落」にはかかわってきます。
頑張って努力しても、言われないかもしれないハイレベルな言葉ですね。

もっと言うと、どのレベルで「お洒落」と言われるかと言う話にもなります。
例えば、高校野球県大会で常に1回戦敗退レベルの野球部内で「あいつ上手いな」と言われる「上手い」レベルと甲子園出場レベルの野球部内で「あいつ上手いな」と言われる「上手い」では、まったく違います。

そこで、「お洒落」の基本中の基本、またどのレベルでも通用する基本中の基本的なモノがあるのかと考えたところ、「清潔感」にたどり着きました。

「清潔感」がなくては「お洒落」が成り立ちません。
もっと言うと、最高の「お洒落」も「清潔感」があってこそです。

以前、お客様の告別式に参列した際に、参列者の中に70歳くらいに見えるご婦人がいらっしゃいました。
着物姿で髪はグレーヘアーをきれいにセットされていて、化粧も薄く、背筋がピンと伸びていました。
普通、葬儀は突然なものですし、身なりもそれほど気にして参列する人はいないと思うのですが、そのご婦人の、その場にあった「お洒落」な姿・立ち振る舞いに驚いてしまいました。
そして、その時にもご婦人から「清潔感」を感じたのです。
場に関係なく「お洒落」と「清潔感」は繋がっています。

そんなこともあり、高校生の息子にも「どんな服を着てもいいけど、清潔であれ」と常々言っています。

息子は「うるさい親父だ」と思っているでしょうが、将来わかってくれることを願っています。

何事も例外はあります。
リリーフランキーさんからは、「清潔感」は漂ってきませんが、相当なお洒落達人者ですよね。
もう、存在自体がお洒落な感じです。
この域までいくと、アマチュアでなくプロレベルなので、高校球児レベルでは語れません。

お洒落でなくとも、まったく問題ありませんし、お洒落さんだらけでも困ってしまいます。

「人は外見でなく中身が大事」これも真実だなと、日々仕事をしている中で、常々思います。
しかし、外見を大事にすることで、自分が「どうなりたいか」「どう見られたいか」と表現できるのも真実だとも思います。

どうせなら、「良く見られたい」「お洒落」だと思われたくて、清潔感のある装いをしたいのです。




追記・・・・・
50歳半ばを過ぎてしまいました。
そろそろ初老の域に入ります。
正直言って、「初老」、「清潔感」はどうみてもつながらない言葉です。
清潔感は無理としても、「不快感を与えない装い」を目指して、日々過ごしたいと思います。

もはや、服装のテイストに年齢は関係ありません。好みで何を着てもOKですね。
私自身は、色もデザインもシンプルな服ばかり着るようになりました。
ちなみに、ジーパンとボーダーのカットソーは着ないと誓っています。
理由は、似合わないからです。
「己を知る」は大切ですよね。

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