夢をあたえる

【 -第139回- 2017年4月24日号】




3月末に開幕したプロ野球ですが、WBCに出場した日本代表メンバーが揃って不調ですね。
燃え尽き症候群でしょうか。
調整不足でしょうか。
心配です。

プロ野球選手に限らず、スポーツ選手がよく口にする言葉
「子供たちに夢をあたえたい」

これは、「活躍して、自分と同じようにプロの選手、一流の選手を目指してほしい」ということなのでしょうが、
大人的には「こんなにお金が稼げます」
という意味もありますよね。

そして、一流の証としてブランド品だらけで派手な生活をおくり、子供たちに夢をあたえていると思っている選手もいます。

これって、まさに昭和的発想だと思うのです。

時代は大谷翔平です。

1日中、野球のことだけを考え、練習をして、いくら稼ごうが浪費には関心がない。
そして、圧倒的なパフォーマンスを残す。

長嶋茂雄も「子供たちに憧れの選手を聞くと、皆、大谷翔平と答える」と言っています。
真剣に一生懸命に取り組む姿勢をみせて、驚くような結果を残す事が、子供たちに夢をあたえる。
高級車を乗り回し、夜の街で騒ぐ事が、夢をあたえる時代は終わったのです。

一般人でも「がんばった自分へのご褒美」と言い訳を言いながら買物をします。
贅沢をする。派手に暮らすことに反対している訳ではありません。
私もどちらかと言えば、贅沢三昧で暮らしたいタイプの人間です。
でも、「自分へのご褒美」という言い訳はカッコわるいのではないかと思うのです。
言い訳せずに、お金を使う。

できることなら、言い訳など必要がないように、質素(シンプル)に暮らす。
仕事に趣味に。日々の暮らしを丁寧に生きる。
こう思って過ごしたいものです。

また、最近、やたらと芸人の月収だとか過去の最高月収とかをネタにしたテレビ番組がありますが、人の懐具合を知って何が面白いのでしょうか?
知らせる人も知りたがる人もカッコわるくないですか。




追記・・・・・
このコラムから4年。
大谷翔平は、メジャーリーグでも歴史を作っています。
まさに規格外の男です。

野球の大谷くん、ゴルフの松山くん、テニスの錦織くん。
子供たちが憧れて、その子供たちが次のスーパースターになる。
楽しみですね。

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