好みの移り変わり

【 -第146回- 2017年8月7日号】





梅雨があけて、夏全開といきたいところですが、はっきりしない天気が続いていますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ここ5年間くらいの夏の楽しみの一つが、海でのチルアウト。
お気に入りの場所は葉山・一色海岸にある海の家「ブルームーン」。
葉山しおさい公園横の小道を歩きながら、視界が開けると、海。
チェアに座りながら、夕日を眺める。
運が良ければ、江ノ島の後方に見える富士山がぼんやりと赤く染まります。
もっぱら、夕方5時以降に到着して、夕食をとりながら、ひたすらボーっとするだけですが、幸せを感じます。

この幸せを知る前、20年間は湘南に行きませんでした。というか、興味がありませんでした。
高校生の時からどれだけ海が好きで、マリンスポーツが好きで、早く社会人になってビーチ沿いに住みたいと思っていたのに・・・・。

社会人になったら、「街が好き。都会が好き。港区大好き」になってしまいました。

もっと言うと、海より山派になってしまいました。
旅でリゾート地に行くなら、海より山にあるホテルの方が好きなくらいです。
例えば、大好きなバリ島でも、ビーチ沿いのエリアより、山のウブドエリアに宿泊します。

好きなファッションも変わりました。
私の学生時代はギャルソン、ビギ、ワイズなど都会でしか似合わないファッション(DCブランド)が大ブームでした。
そんな時、私はTシャツとデニムのど真ん中なアメカジ。
アメリカ西海岸ファッションです。
その後、アメカジ全盛となった時には、今度は、きれいめなスーツが日々のスタイルになってしまいました。
クラシコイタリアファッションです。
カジュアルな米国スタイルからフォーマルな欧州スタイルへの180度の変更でした。

人の好みはそう変わらないと思うのですが、私の場合、極端に変わりました。

理由を考えました。そこで「時期かな」と。
学生から社会人になって、嗜好や考え方が変わったのかもしれません。
環境の変化とともに好みも変わる。
社会人になるって、外的環境だけでなく自分自身も変わります。
昼まで寝ていたのが、満員電車で通勤。
自分で稼いで自分の責任で行動する。
世の中が変わって、自分を取り巻く環境も変わって、本来の嗜好がはっきりしたのかなと思います。

皆さんは変わりましたか?




追記・・・・・
かれこれ30年ほど「いいな」と思うインテリア・デザインや家具の写真を保存しています。
昔は、スクラップブックに写真を貼り付けて。
今は、スナップショットを保存して。

写真を見返すと、好きなデザインや家具の雰囲気がまったく変わっていません。
好みを集約すると
「シンプルなデザインで、上質な素材を使う」
シンメトリーで直線好き。長く大きな軒や庇は大好物です。
和食で使う素材に西洋のドレッシングをかけた料理のような、和と西洋がほどよくミックスされたデザイン。など好みをあげだしたら止まりません。

月日が経っても、変わるもの変わらないものがあります。
結局のところ、「シンプルと素材感」が好みの根っ子にあって、それ以外は時代とともに変化するということでしょうか。

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