装い

【 -第168回- 2018年6月11日号】




先日、当社設計部所長 竹之内がお客様からバーニーズ・ニューヨークの商品券をいただきました。

「商品券を使うために洋服を買わなくては」

洋服を買いに行くのに、まず行くための洋服を買う
バーニーズに行くには、それなりの身なりで行かないと、恥ずかしいってことです。

名言ありがとうございます。

こういう事って、皆さんもありませんか。

やはり、それなりのお店やレストランなどに行く時って普段より身なりを整えて行きますよね。
大好きな吉野屋で食事する時とホテルのレストランで食事する時は服装も気持ちも違います。

以前、テレビで村上龍が言っていた、
「坂本龍一が行きつけのバーに友人がジャージ姿で来店した時に怒って、絶交したって話」結構好きです。

よれよれの装いでも、最上級な接客を受けられるとしたら、有名人かすでに優良顧客になっているかです。

昔は、昔といっても20年ほど前は、海外のリゾート地のそれなりのレストランで食事をする時には、皆ジャケットを着用していました。
マナーですね。
ところが、今は、ジャケットまでは着用せずに襟付きの長袖シャツで食事をしている人が多いです。
それでも、ご年配の男性が麻のジャケットやスーツ姿で熱帯気候をもろともせず、装っている姿を見ると、本当にカッコいいと思ってしまいます。

そんな中、今でもバンコクのマンダリン・オリエンタルホテルは、ちょっと違います。
短パン姿でアフタヌーンティーをしようとしても、ハッキリと断られます。
カジュアル化が進む今時におもねない姿勢はスゴいですね。
マナーのないお客は来るなってことです。
そんなこともあるので、私はリゾート地に行く時でも、きちんと装える服を一着もって行きます。

ニューヨークに行く時は大変です。
ニューヨークには敷居の高いお店がたくさんあります。
旅たつ前から、このお店に行くなら、こんな装いって考えています。
例えば、バーグドルフ・グッドマンに行くなら、その時に自分が一番気に入っているスーツ、シャツ、ネクタイ、靴を用意していきます。
もう完全武装です。
できることなら、ワンちゃんを借りて、ワンちゃん連れのスーツ姿で来店できないか真剣に考えたこともありました。
そんな妄想も旅の楽しみの一つとなっています。

「人は中身が大切」
重々承知しております。

でも、ちょっと何かを買う、何かを食べる時、出会って1〜2時間で中身まではわかりません。
相手や周りを不快にさせない装いをすることが、自分も気持ちのいい時をすごせるコツだと思っています。




追記・・・・・
ますますカジュアル化が進んでいますよね。
カジュアルな装いは楽ですもの。
もう、ビジネス上でも窮屈な装いには戻らないかもしれません。

「一張羅の服で、精一杯のおしゃれをして外出する」
そんな行為が、コスプレと呼ばれる日が間近に迫っている気がします。

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