反対の先には

【 -第172回- 2018年8月6日号】




いつも言いますが、私「偶然好き」です。
偶然見かけたお店を訪れたりするような、偶然の出会いが大好きです。
例えば、偶然に入ったお店の食事やサービスがいいと、偶然というスパイスが加わり喜びが倍増します。
そういう訳で、日々偶然狙いで過ごしています。

そこで、この前ふと思いました。
「偶然」の反対語は「必然」
偶然の意味は思いがけずにそうなること。
必然の意味は必ずそうなること。

実は、偶然と必然は反対ではなく、同じもので因果関係にあるのではないかと思ったのです。

例えば、ある時、見知らぬお客様が偶然来客されたとします。
そのお客様は、その会社の仕事ぶりを噂で聞いて訪れたかもしれませんし、いつも会社の前を通りかかっていて、会社の雰囲気に好感をもって、来社されたのかもしれません。

そのように考えると、よい仕事をするように努力すること(必然)は新たな出会いに繋がる(偶然)ことになります。

普段、スピードをだして車の運転をしている人が、スピート超過で違反キップをきられたとします。
これって、たまたま(偶然)ではないですよね。

もちろん、正真正銘的な偶然もあります。

しかし、多くの偶然は必然から繋がる偶然だと思うんです。

もっと言うと、反対語とされている言葉の多くが「偶然」「必然」と同じように因果関係にあるのではないかと思います。

欠点の意味は欠けているところ
利点の意味はよいところ

人の欠点は時に魅力的になります。

私の息子は私に似て、相当な音痴なのです。
音楽の授業で独唱するテストがあり、息子なりに音痴に悩んでいたのですが、急に音痴が治るわけがありません。
テストでは「ジャイアン・リサイタル」のつもりで思い切り唄ったところ、クラス全員に大受けだったそうです。
あまりに音痴すぎて、バカウケしたのです。
音痴(欠点)がバカウケ(利点)になりました。

このような、欠点が利点になる。
もしくは、利点だったのに、それが欠点になってしまうようなことは、多々ありますよね。

反対のようにみえても反対ではないことだらけですね。




追記・・・・・
欠点を改善することなく利点に変えてしまう「合気道」的な技を身につけたら、楽に生きていけますよね。
まるで柳のように負のパワーをいなしながら、しなやかに受け止めたいのですが、カチカチボキボキ体質です。

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