Brooklyn Style

【 -第90回- 2015年5月25日号】





最近、そこらじゅうで「Brooklyn」の文字を見かけます。
10代女子が好むようなカジュアルなアパレルショップの店頭には必ずと言っていいほど、「Brooklyn」と胸元に書かれた服がディスプレイされています。
ユニクロでもブルックリンの自転車屋さんとのコラボTシャツを販売していますし、ミスドでもブルックリンドーナッツを販売していました。

そして、インテリア業界でも「ブルックリンスタイル」が盛上がってきています。
インテリア業界の端っこに所属し、そのうえニューヨーク好きの私としては、この流行について黙っているわけにはいきません。

そもそも、ブルックリンはニューヨーク・マンハッタンの東側、イースト川を渡ったエリア(区)のことです。
私が最初にブルックリンに行ったのは、25年以上前になります。
当時から美味しくて有名なステーキのお店があったので、20時頃に予約をしてニューヨーク在住の友人と行きました。
友人は「夜のブルックリンには行きたくない」と涙ながらに訴えていましたが、無理矢理、友人の車でステーキ店に行きました。
マンハッタンから橋を渡ってブルックリンの町並みに入った時から、万一タイヤがパンクでもしたら、「俺たち身ぐるみ剥がされて、最悪死すら覚悟するくらい」町中がアウトロー風な若者だらけでした。
お店に着いても、入口でショットガンを持ったガードマンが迎えてくれました。
もちろんマンハッタンも今ほど安全ではありませんでしたが、ブルックリンは平和ボケの若者には刺激が強すぎる街でした。
そんな街が今、流行っているなんて。時の流れを感じてしまいます。

本題に入りますが、「ところで、ブルックリンスタイルって何」って話です。
早速グーグル先生で調べてみると、「新進気鋭なアーティストやクリエーターが集まる街、ブルックリン・・・・」
ちょっと待ってください。
昔、街中にいた与太者達はどこにいったんですか?
まったく、簡単に「アーティストやクリエーター」=「お洒落」で説明しようとする安っぽいコピーは困ります。

確かに今のブルックリンの、あるエリアは元工場や元倉庫を改装して、素敵なお店がたくさんあります。

私なりに、ここ数年、何度かブルックリンを訪れて、私なりに感じるブルックリンスタイルのインテリアについて次回のコラムで書いてみたいと思います。

本当は、今回のコラムでブルックリンの話は完結するはずだったのですが、ネットで検索していると、世間の安易なブルックリン押しにむかっ腹がたってきて、話がまとまらなくなってしまいました。
「流行らせるということは、飽きさせるということ」
勝手にお洒落扱いして、その後、ダサイ感をだされたってたまりません。
こちとら、最初に行った30年前からニューヨーク押しです。
では、次回もブルックリンネタです。 失礼いたしました。




追記・・・・・
いやー熱いコラムですね(笑)
案の定、ブルックリン流行りから約7年経過し、誰もブルックリンに見向きもしません。
ブルックリン、かわいそうなものです。
引き続きアメカジは流行していますが、これだっていつまで続くかわかりません。

とりあえず、次回もブルックリンよろしくお願いします。

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