世代間格差

【 -第78回- 2014年12月1日号】





先日、Eテレで世代間格差の意識調査の番組を放映していました。

20代、30代、40代、50代、60代が各10名ずつ集められ、
さまざま質問から、世代間による意識の違いやなぜそのような意識の違いが生じたのかを検証する番組です。

事前に3000名以上の調査の結果を踏まえて、番組では50名による調査を行ったとのことです。
世代ごとに
20代 ゆとり世代・さとり世代
30代 氷河期世代
40代 新人類世代・バブル世代
50代 しらけ世代
60代 団塊世代
と一般的に名付けられているようです。

いろいろな質問があって、その結果の要因を専門の学者が説明していたのですが、最後に各世代だけで集まって、年金問題を含めた今後の日本についての討論をしていました。

この番組を見ていて、20代、30代の人達は本当にしっかりした考えを持っているという印象をあらためて持ちました。
不況下の中で育ち、将来の自分達の立場も不安な状態だからこそ、現実を踏まえ、自分達でがんばって行くという感じでした。

それに比べて私を含めた40代、バブル世代は「そろそろまたバブルが再来するのではないか」などと夢と言うか根拠のない期待を持ってしまっています。
とにかくイケイケの世の中で育ち、一人前の社会人としてはバブルを経験していない分、夢追い人になっています。
恥ずかしながら、私もまた、お祭りのような日々がそろそろやって来ないかとニヤニヤ想像することもあります。

このように楽天的と言うか無責任な40代は将来、下の世代に迷惑をかけることになるように思えてなりません。

そして、60代団塊世代。
相変わらず、世の中がどうだ、社会がどうだ、国がどうだと大きな話ばかりです。
この世代の人が何人か集まると耳障りのいい、理想論みたいな話になってしまうような気がします。
天下国家、社会システムの話は重要ですが、自分が何をできるのかについては明確に話ができないように思ってしまいます。

とにかく、「最近の若い奴らは」というフレーズは禁句ということを再確認しました。
20代30代の方がよっぽどしっかりしていました。




追記・・・・・
古代の遺跡から「最近の若い奴らは」と書かれた落書きが発見された。
と聞いたことがあります、(笑)
世代に関係なく、しっかりしている若者もいれば、頼りにならない老人もいます。

ただ歳を重ねるのではなく、「どう考え、いかに行動してきたか」が問われるってことですよね。

コラムも配信中!メールマガジンの登録はこちら