オレわかる?

【 -第211回- 2020年2月21日号】





昨年の話になるのですが、中学の同窓会をしたんですね。
その時に毎度と言うか、お約束的な事を言うヤツがいるのです。

「オレ、誰だかわかる?」と。

中学を卒業して40年経ちます。
ちょっと説明すると、公立中学で、私たちの学年は13クラスありました。
一つ上の学年は15クラス、一つ下の学年は13クラス。
運動会は学校ではできず、総合競技場で行う。そんなマンモス校です。
一学年500名以上いる訳ですから、そもそもよっぽど印象深いヤツか、最低でも同じクラスになったくらいでないと名前すらわかりません。

そこで…「40年後の今。オレ、わかる?」です。

「わからねえよ」
って当然なります。

そもそも、会話に質問から入るヤツは、めんどくさいタイプの人間ですよね。
速攻で注意人物フォルダーに分類します。

例えば「この前、偶然誰に会ったと思う?」
と聞かれたって、そんなもんわからないし、オマエが誰に会おうと興味ないわ。
って思います。

このような質問から会話に入るパターンを深掘りすると、延長線にあるのは「人を試す行為」だと思うのです。
もしくは、「もったいぶる行為」
何れにしても、ロクなモンではありません。

私は、結論から話すように心がけています。
まず、結論。
それから、説明。

英語という言語は、文法的にまず結論ですよね。
そして、例えば「話す」という単語を取ってみても、speak、say、tell、talk、argue、discuss、whisperなど「どういう風に話す」のか単語で見当がつきます。
合理的な言語なんですね。

そう、なるべく英語的に話すように心掛けています。

で、話は戻りますが、質問から会話に入るなんて、合理性とか、わかりやすい話とかの領域をはるかに超えています。
謎解きしたいなら、他でやってくれ。って話です。

人に何かを伝えるには、話す内容はもちろんのこと、話し方が大切である。
話し方には、話す順序も含まれる。
そんな事を、結局、誰だかわからない同級生から学びました。


自分だけは、年齢の割には、「若い」「イケてる」と密かにみんな思っているという事も、同窓会でわかりました、笑。
いや、そう思っている人が同窓会に来たのかもしれません。

「人の振り見て我が振り直せ」
日々精進です。
よろしくお願いします。




追記・・・・・
以前は同窓会のような、昔をなつかしむ行為がイヤで、その手の集まりには参加しませんでした。

ところが、2019年に行われたこの同窓会では、クラス幹事をしました。

そして、毎晩、竹内まりやのプラスティック・ラブを爆音で聞いて、「夜更けの高速で~♪♪」の歌詞を聞いては六本木で遊んで帰った昔を思い出して、半泣きしています。

前を向かずに後ろを振り返ってしまう。
コロナの影響だと思うようにしています、笑。

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