自信の根拠

【 -第236回- 2021年2月8日号】





自信にあふれている人っていますよね。
しかも、「その自信どこからくるのって」いうくらい意味不明な人っていますよね。
反対に、周りから見ると、相当の結果を残しているのに「まだまだ」と思って、自信なさげな人もいます。

結局、自信とは言葉のとおり、自分の能力や価値を自ら信じることだから、結果の取り様でどうにでもなります。


公立高校の野球部員だった甥っ子がいます。
毎年、県大会の予選1回戦でコールド負けするレベルの野球部です。
甥っ子が3年時の夏の県予選も1回戦でコールド負けしました。
しかし、甥っ子はその試合で、ホームランを打ったのです。
その1本のホームランで、甥っ子はとんでもない自信を持った。
「オレ、プロでやれるんじゃねー」と。
「足も速いし、ホームランも打てるし、ドラフト会議で指名してもらおう」となったのです。
それで、その年のプロ志願届を日本で一番早く高野連に提出しました。

当然ながら、ネットではざわつきました。
そりゃーそうです。甲子園の優勝投手ですら、プロ志願届を出すかどうかで迷っているのに、まったく無名の予選1回戦コールド負けの野球部員がドヤってるのですから。
私も、この件をネットで知り、「フェイクニュース」と思ったくらいですから。

まわりがどう思おうが、プロ野球球団に指名を受ける自信を本人が持っている。
1回戦コールド負けゲームでのホームランで。

この件で、私は自信について確信しました。
「自信は持ったもん勝ち」だと。

「根拠のない自信」と聞いたことがありますが、そんなことはありません。
自信の源はなんでもいい。
自信の根拠は、自分が決める。

他人から見たら、取るに足りない出来事でも、自信の源になる。
自信は追い風です。
自信は人生を前向きにさせます。

結果として、自信のハードルが低ければ低いほど、幸福感につながるはずです。
普通なら、なんでもないような出来事が自信になる。

やっかいなのは、ほんとうに実力がある人ほど自信のハードルが高くなる。そして、それは自己評価の低さにつながるかもしれない。
こうなると、残念すぎる。

例えば、数学のテストでいつも100点をとっている子が95点だとすると、ガッガリするし、いつも30点の子が50点とると、もう、有頂天になる。
点数の結果は、95点と50点だけど、自信喪失と自信満々度は点数と反対になる。

繰り返しますが、「自信の根拠は自分が決める」

自信の根拠はそこらへんにコロがっている。
自信は、そんなもんだと思うようにしています。

最後に甥っ子についてですが、当然ドラフト会議はスルー。
高校卒業後もプロ野球選手になる夢を数年持っていたみたいです。
ただし、本人は卒業後に野球をしていません。
ここまでくると、周りの大人の責任です(笑)




追記・・・・・
甥っ子は、プロ野球選手を諦め、美容師になりました。

自信を持つことに関しては、けた違いの能力を持つ男です。
おそらく、見習いの時からカリスマ美容師を名乗っているのでしょう。

自信は人生の栄養になりますが、与えすぎると根腐れします。
難しいところです。

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