無意識に使ってしまう言葉

【 -第231回- 2020年11月24日号】





日常的な会話や仕事上での会話で、頻繁に聞く言葉があります。
あまりに使われすぎて、意味もヘッタクソもあったもんじゃない。
そのくらい、連発されている言葉があります。

今、一番聞く言葉は、
「逆に〜」
前文の反対の意味ではなく、接続詞的にとにかく使われている気がします。
逆の逆で360°戻って、そこからまた逆に180°いってるくらい使う人もいます。
逆にわからなくなります。

少し前にヘビロテされていた言葉は、
「ほんとうですか」
問われて、答えた後の返事で「ほんとうですか」
本人にしてみたら、「わかりました」という意味、そして少し下から目線で「ほんとうですか」でしょうが、「ほんとうですか」と聞くと、いつも心の中で、嘘言うわけないだろう。って思っていました。

あと、「ある意味」も使われていました。
「ある意味〜」
「ある」とは何かが含まれていると言うことですよね。
だいたい中身のない、空っぽな話の冒頭に「ある意味」は使われていました。

もう少しさかのぼると、「とりあえず〜」ってありましたよね。
「とりあえず〜」の後にどうでもいいような話があって、結びに「〜みたいな」がセットになって使われていた記憶があります。
「〜みたいな」って文字で表すと、おそらく「・・・・・」でしょうか・・・。最後にぼやかして終わるみたいな。

それから、「ありえない」ってありました。
人の話を聞き終えた後に「ありえない」って。
ティーンエイジャーの女子が笑いながら使っていた記憶です。
「YES」でも「NO」でもない。
当時はきっと想像を絶するような、ありえない出来事が頻繁に起きていたのでしょう。

そして、「だよねー」
話を聞き終えた後、賛同する時に使われる。
また、賛同できないけど、反論する気がない時に使われる。
もしくは、ちょっとあきれたような時にも使われていました。
相手との上下関係を含んだ立場や周りの雰囲気を読んで、「だよねー」の意味を解釈しないといけない。
今、思うと難度の高い言葉でした。

最後に「〜ていうか」もありました。
結論としましては、
あなたの言いたいことを要約しますと、
こんな感じの接続詞的な意味で使われ始めたのかもしれませんが、今、流行りの「逆に〜」と同じような使われ方をしていました。



ある意味こういう言葉は、とりあえずテレビで大物芸人が頻繁に使って、それを雛壇芸人が真似しはじめて、逆に一般的になったみたいな。

だよねー。




追記・・・・・
言葉や言葉使いは時代とともに変わります。
だから、いつの時代も老人は若者の言葉に馴染めません。

わかってはいますが、最近の敬語の使い方には呆れてしまいます。
誰が誰を敬っているのでしょうか。

私が〇〇クラブでプレーさせていただいていた時…
私は〇〇さんとご結婚させていただきます…

もう尊敬語も謙譲語もムチャクチャ。
こういう言葉使いは、本当は敬っていない気持ちが透けて見えるから違和感があるのです。
とりあえず、下手にでとけば炎上しない。好感度アップ。
そんな時代です。

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