接客態度

【 -第245回- 2021年6月21日号】





関東地方も梅雨入りして、はっきりしない天気が続いていますね。
湿度多めで、気温中途半端で。
そんな、モヤモヤ気味の天気の中、ひさしぶりに氷点下並の対応をするお店に行ってきました。

当事務所近くに、こだわりのデニムを扱う個人商店があります。
今流行りの純国産デニムなどカジュアルスタイルな洋服店です。

「もうデニムを履かない」宣言をした身ですが、以前からお店構えに興味を持っていたので、入ってみました。

まずは「いらっしゃいませ」という挨拶の代わりに、「ジジイ何しに来た」みたいな睨め付けで お出迎えされました。
その後の接客態度については、割愛します。
わたしのモットーは「心に平和を」ですから。

何も買わずに、お店を出て、「最後にこういう接客態度のお店に入ったのはいつだったか」思い出そうとしたのですが、なかなか思い出せませんでした。

たぶん、昭和のサーフショップまでさかのぼります。
高校生当時、ローカルなサーフショップって、腹括って、深呼吸してから入るくらい敷居が高かったんですね。
入店すると、まず店員とローカルや常連たちの品定めをするような視線をあびます。
それでも、見てくれるだけでもいい。
入店してから出るまで、完全無視みたいなこともありました。
商品の質問をするなど、とんでもないです。
神様のように対応してくれとは、ちっとも思いませんが、シモベ以下のような扱いでしたね。

今でも、そんな接客を某ストリート系スケボーブランドは、しているようですが、笑。

あと、私は大人になっていましたので、まったく興味がなかったのですが、2000年代初頭の裏原宿ブランドのお店の皆様も、そのように活躍をしていたと聞いたことがあります。

いやー、本当にこういう接客態度が謎です。
メインのお客さんが高校生から20歳代だからか、媚びないブランドイメージだからかわかりませんが、せめて普通に接客できないものかと思います。
敵が来襲してきたわけではないのですから。

接客態度の加減と仕方はむずかしいです。
例えば、スーパーブランドの慇懃すぎる態度は、鼻につくこともありますし、値踏されるような態度をとられることもあります。
スタッフがカッコばかりつけているようなお店もありますよね。
また、媚びへつらうような態度が接客だと勘違いしているところもあります。

私は、気持ちのいい接客態度は「礼儀正しさにフレンドリーさをスパイス」したものだと思っています。
これは、あらゆる接客業で同じです。

国内外問わず、こんな感じの接客をうけると、とてもいい気持ちになります。

今は、どんなにいい洋服を売っていても、美味しい食べ物のお店でも、店員や店主の態度が悪いお店には行きません。
カウンター越しに大将が、いばり散らして、お客さんがあたかも懐深そうな自分を演出しながら、ニヤついた笑いをして喜んでいるようなお店など、耐えられません。

敵ではない。応援するために訪れるのですが、そういうお店は、あっと言う間に衰退するか、太鼓持ちな客だけが残って一見さんお断り的なお店になります。

ネットでの買い物が一般化している今、対面で買い物や食事をする楽しさを大切にしたいと思います。




追記・・・・・
このコラムは、お店の接客態度についてでしたが、我々お客の態度も大切ですよね。
素敵なお店であっても、おうへいな態度の客がいると、お店の雰囲気が一気に悪くなります。

お金を払って、そのうえお店のスタッフにも嫌われる
なぜ、そんなにも偉そうにふるまえるのか、謎です。

気持ちよく接客され、スマートに応える。
それがマナーですよね。

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