第24回テーマ 【 凍る!住宅設備の凍結防止 】
-2022年1月11日 第526号 掲載-
先日の久しぶりの雪、みなさん大丈夫でしたか
わたしは、定時の電車帰宅したら
危うく、あとひと駅のところで
帰宅難民になるところでした。
電車のアナウスからは、「前を走る電車が
架線に樹木が被り停車しております。
運転手が対応しておりますが、かなりの時間が
かかる見込みです」と、、、
私の乗った電車はちょうど鎌倉駅構内に
停車していましたので、電車を降りて駅前のロータリーへ
行きましたが、バスはすでに運休の張り紙
タクシーもすでに1台もいませんでした。
幸いに雪があがり、40分程で動き帰宅できました。
帰宅し、すぐにエアコンとエコキュートの室外機の
点検です。すっかり雪に埋もれました。こうなると
凍結した部分を溶かすのに室内のリモコンが暖房準備中の
表示になってしまいます。ここであわててお湯をかけたりは
しては基盤等に湿気が及んで良くないので、雪と氷を
室外機のまわりから除去までにします。
お風呂の浴槽は、寒い時期は、追い焚きの循環パイプの上
5cm程度の高さまで、残り湯はそのままにしておけば
給湯器が、凍結防止運転をしてくれるので安心ですので
お湯を捨てずしておきましょう!
また給湯器まわりの水道管に白い断熱材が巻かれて
いますが、劣化して水道管が露出していないか
普段なかなか見ないと思いますが、点検してみてください。
現在、コロナ渦で
建築資材の不足と価格上昇が
すごい状況になっております。
この寒い時期にお湯を出す
給湯器が、実は年末から
すぐに手に入らないのです。
12月27日のニュースによると、経済産業省は
家庭用給湯器の供給の遅延により、給湯器が
利用できない方に対する一時的な貸出用として
オリンピック・パラリンピック選手村に設置されている
約1,400台の給湯器の譲渡に関する正式な
要請文書が発出されました。
今後、関係者における所要の手続が完了次第
速やかに、同協会及び同工業会を通じて
一時的な貸出しが可能になる見込みです。
と!世の中すでに、こんな状況なのです。
普段あまり気にしない
屋外についている設備機器ですが
点検と使い方、大切にしていきましょう!
今回も寒い話しでした。