第32回テーマ 【 住みつづけたくなる家 】
-2022年5月9日 第542号 掲載-
世の中には、多種多様な
家がつくられている。
部屋に物がない美術館の様に
すっきり生活感のない家
正反対に施主の要望により
最大限に収納がある家もある
人それぞれの思いがあり
個人の住まいなので
自分が良しとすれば外壁だって
ピンクだろうが縞模様だろが
なんでも出来てしまう。
しかしながら、その家を
訪れた方々が良い家だなと思ったり
その家を相続して暮らしていきたいと
思いが湧くような家にはならず
最終的には、スクラップ&ビルドされ
ていくことも多い。
長く住み続けたいと感じる
住まいが出来れば、環境負荷を
減らすことにも繋がり若い世代には
35年もの住宅ローンなど費用も
子育て資金などにまわる
では、どんな家なら
そうなるのだろうか?
まずは、構造が安心
そして、暑くもなく寒くもない快適性
さらに、省エネ性があがると
現在、国で推進している
長期優良住宅となるわけですが
性能向上だけで、
住み続けたいとなるだろうか?
設計事務所では
空間壁と窓のバランス
空間と照明とのバランス
無垢板や自然素材の親和性等
考慮しながら住み続けたくなる家を考え
仕事をしております。