第79回テーマ 【 一日、何回トイレに行きますか? 】

2024年4月22日 第637号 掲載

先日、近所にあります
小さな馬の牧場を見学してきました。
馬、2頭、スタッフ3名で
とてもきれいに整備されていました。

馬房も見学させてもらったら
床にコンポストが撒かれていて
臭いもなく、こちらも綺麗でした。

ポイントは、尿とボロ(糞)を
うまく分けているらしいです。

最近、日本の各地で地震が頻発し
ホームセンターなどに行くと
簡易トイレの防災品もよく見かけます。

東日本大霊災では発災から
3時間以内に3割の人がトイレに
行きたくなったという報告もあります。

そこで、今日のテーマは
水を使用しないコンポストトイレです。

災害時の利用に関しては、
コンポストトイレは特に価値があります。

なぜなら、コンポストトイレは
水を必要としないため
水が限られている状況や下水処理設備が
停止している場合に特に有用です。
しかし、自然分解プロセスを利用して
人間の排泄物を堆肥化する仕組みですので
メンテナンスの状況によって異なりそうです。

まず臭い、固体と液体を分離し
適切なカバーマテリアル(例 木くずや炭)を
使用し十分な換気を確保することに
よって達成されるようです。

また、適切に管理された
コンポストトイレは衛生的であり
病原体の拡散リスクを減らすことができます。

やはり、コンポストトイレ成功の鍵は
利用者が、正しい使用方法とメンテナンス手順を
理解し遵守することです。

Youtubuなどで
たくさん紹介されているので
基本的な仕組みを、いまのうちから
理解しておくのが有効性を高めるには重要です。
次は、南海トラフか
北海道東方沖か、わかりませんが
災害時のトイレの快適性は、かなり重要なので
わたしも、勉強しておこうと思います。