第87回テーマ 【 一戸建ての窓の数が減っている 】
2024年8月26日 第658号 掲載
こんにちは、いきなりですが
男はつらいよ、フーテンの寅さんが
家を作るとしたら、、、
きっと、こんなイメージではないでしょうか。
家の設計にも近所付き合いを反映させます。
隣の家との境に生け垣があったり
開かれた雰囲気の縁側で
寅さんが夕方にくつろいだり
星を眺めるイメージが浮かびます。
そんな昭和の風情と真逆に
現在つくられている新築の家の多くで
いま、窓の数が減っているんです。
では、なぜいま
そん状況に変化しているか
考えますと
理由その1 建物の省エネ化
建物の断熱性能です。
2025年からは省エネ計算された
性能の高い家しか建てられなくなります。
すでに省エネ仕様でないと、減税措置など
受けれなくなっています。
理由その2 建築費のコスト
最近のインフレ状況、住宅業界では
コロナ禍やウッドショックの影響で
ひと足先から影響を受け続けています。
最近はガラスの値段が高騰し
窓の性能も上がっていることで
値上がりも影響していると思われます。
理由その3 掃除の手間
トイレや浴室に窓がなくても
換気設備でまかなった方が、窓や網戸の掃除なしで
ラクになるというメリットもあります。
これと同様にユニットバスを選ばれる方の多くが
最近は棚やカウンターといったオプションは不要で
何もないシンプル希望が大半になりました。
理由その4 プライバシー
道路側に窓を設けないデザインは
フーテンの寅さんの様に
広く近所とのコミュケーションより
特定の知人だけを安心して招き入れ
防犯上、窓から内部が見えない
都会の安心感が要因です。
ということで
現代の家では、フーテンの寅さんには
住みにくく、また旅に出てしまうでしょう!
男はつらいよ、、、サクラごめんよ。
