共有エントランスから姿が実に絵になるマンションである。入口部にはこれまた立派な管理人室が置かれており、無用の侵入者へ眼を光らせている。
白を基調としたタイル貼りの外壁、50年以上の時間をもスパイスにしてしまうこちらのマンションは、まさに横浜・ヴィンテージマンションの代表格。
威風堂々というよりは可愛らしく、それでいて並み居る周囲の建物にも負けていない外観。
鎌倉駅を出てすぐの大通り、由比ガ浜の海から鶴岡八幡宮まで続く「若宮大路」鎌倉へ訪れた人であれば必ずや歩いたことがあるであろう有名な道である。
横浜市内「入手難易度ナンバーワン」と言ったら大袈裟かもしれないが、ある種、伝説的なマンションである。