

外交官や外国人居留者の邸宅が並び、西洋館や石畳の街路が今なお異国情緒を伝える丘の街・山手。
港の見える丘公園や山手西洋館群に象徴されるように、この地は長きにわたり、美意識と格式を継承し続けてきた。
その歴史ある地に誕生したのが「グランドメゾンThe山手253Marks」である。
積水ハウスが誇るグランドメゾンの集大成、全6棟からなるThe山手プロジェクトの中で、最も駅に近い邸宅だ。

第一種低層住居専用地域の厳しい規制のもと、建ぺい率・容積率を遵守しつつ
外観は天然石とガラスを組み合わせ、重厚感と透明感を兼ね備えた建物となっている。
ファサードは陰影の深い石積みを基調に、光の移ろいとともに表情を変える素材を採用し、
山手の街並みに調和しながらも確かな存在感を示している。



目の前に広がるのはブラフ99ガーデンと開放的な交差点。
その景観に溶け合うように、雁行させた低層レジデンスが穏やかに優美な姿を広げる。
四季を映す前庭が訪れる者を出迎え、ゆとりある広場とアプローチが街並みに潤いを添える。
気高く美しい迎賓の構えは、住まう者と訪れる者を格調高くもてなす。


庇付きの車寄せに寄り添うように、あたたかな光がこぼれるエントランスが静かに建物内へ誘う。
プライベート性と迎賓性を兼ね備えたエントランスには天然大理石を贅沢に配し、天井高を確保。
潤いを愛でながら、内と外が溶け合う趣を愉しむことができる。
吹抜のホールの先には、趣を異にする二つのラウンジが設えられている。
中庭を望むガーデンラウンジと、水景を愉しむ屋外テラスラウンジ。
横浜の空や港の煌めきを臨み、緑と水の気配に抱かれる至福の時間が流れる。


全14戸という極めて小規模な設計。
「THE YOKOHAMA」と呼ぶにふさわしい憧憬の地において、選ばれし者だけが住まうことを許される、唯一無二の邸宅である。

